直木賞を読破する 朝井リョウ「何者」
就活生達のやり取りがズキズキ胸に突き刺さる。
人を馬鹿にして何もしない観察者とはまさに俺のこと。何もしないのが傷付きもしないし楽。こんな人間周りにいたらホントにうざい。気持ち悪い。
多分生まれ持ったものだと思う。小学1年のときに自転車で友達の家に遊びに行って、呼び鈴も押せずに帰ろうとしてた所を近所のおばさんが気付いて友達を呼んでくれたこととか、小学生のときに自分から遊ぼうって電話した事が無い。誰かがいつも誘ってくれた。
モーニング娘のiwishに良い歌詞がある。「誰かと話すの怖い日もある。でも勇気を持って話すわ、私の事」
自分のことを話せばいいんだよね。自分を知ってほしいと。黙ってないで。
「何者」は為になる作品でした。